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日本学術会議の「トランスジェンダーの尊厳を保障するための法整備に向けて」への批判

日本学術会議による「性的マイノリティの権利保障をめざして(Ⅱ)―トランスジェンダーの尊厳を保障するための法整備に向けてー」という提言が、2020年9月23日に公表されました。

ツイッターでも多くのひとから、批判が出ていますが、読んでかなり驚きました。なぜなら、法律を作るための「立法事実が欠如」しているからです。

もちろん、「トランスジェンダーの権利保障」自体はとても重要です。しかし、それに至る根拠が以下のように書かれるのであれば、とうてい賛成できません。提言の背景を見てみましょう。

再考して欲しい。朝日新聞「ネットで広がるトランスジェンダー女性差別、背景に何が」記事

新聞であるのにあまりに取材がされていない。もう少し報道の責任を考え直して欲しいと思う。朝日新聞の「ネットで広がるトランスジェンダー女性差別、背景に何が」という記事である。

 

有料記事であるが、途中までは無料で読める。

ネットで広がるトランスジェンダー女性差別、背景に何が 

 

まずこの記事で断定されている「トランスジェンダー女性差別」が何であるのかがわからない。

性自認の性差別的な疑似科学
イギリスのトランスジェンダーの慈善団体のマーメイド等は、学校などで「本来の性と違うおもちゃや服を好むことはトランスジェンダーの証拠」「間違った体で生まれてきた」と主張して、早期の思春期ブロッカー投与や、手術を受けさえてきましたが、その副作用が出現しつつあります。また、「トランスジェンダーの48%が自殺を企てた」ことを根拠に、子どもを自殺させないためには早期の性別のトランスが必要だと主張してきましたが、情報公開請求の結果によれば、自殺は1件に過ぎなかったのです。マーメイドはいま、過去の自分たちの行いを誤魔化そうと、嘘をつくのに必死です。
思想警察に抵抗するJKローリング

イギリス共産党のHPに掲載された、JKローリングに関する論考を試訳しました。大学を出た若い人たちが、JKローリングを攻撃する理由は、「ポストモダン」思想の影響だという指摘には、個人的にはもろ手をあげて賛同することはできませんが、「思想警察」の問題点は、確かにあります。


簡単そうに見えて、諧謔が効いていて、とても訳しにくかった。間違いなどあれば、お知らせください。

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とくに日本では、性別変更をどのように認めるかについての議論をめぐって、危機的な状況にあると認識しています。そこにフェミニズムがどのような役割を果たすのかについて、さまざまな議論すらなされていない状況です。

私たちはこのような状況に風穴を開け、トランス問題やフェミニズムの進展に貢献し、多くの議論や情報を蓄積する場にもなりたいと思います。


 

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